リスティング広告やSEOなどネットでの集客をしたいけど費用が高くて困っている方へ、安く成果が出るサジェスト広告を活用した集客の方法をお伝えします。これからインターネットでの露出を増やし、ネット集客を行いたい方にもおすすめです。
一方で、サジェストにはネガティブなワードが表示されてしまうこともあるので注意が必要です。知らないところで風評被害が発生して、せっかくの集客も逆効果になってしまうこともあります。
ここでは、「ネットでの集客を行いたい」「ネットでの集客に困っている」という方に安くて効果的な方法をお伝えするのとともに、一方で知っておかなければならないネット上での風評被害対策についても紹介します。万が一、サジェストにネガティブなワードが出てしまった時には2つの対処法がありますので、しっかりと事前に対策を行っておきましょう。
皆が毎日使っている「サジェスト」とは?
サジェストとは検索窓に文字を打ち込んだ時に予測変換として候補ワードが表示される機能のことです。検索エンジンとして多く使われているGoogleやYahoo!以外にも楽天市場やAmazon、You Tubeなど多くに搭載されています。
サジェストに表示される予測変換ワード
こちらのではGoogleサジェストを例に説明していきますが、例えばGoogleで「ラグビー」を検索すると下記のように表示されます。
ラグビーと検索するとこのように「ワールドカップ」や「日本代表」に関するワードが多く表示されます。サジェストの予測変換はどういった仕組みで、どのようなワードが表示されているのでしょうか。
サジェストに予測変換ワードが表示される仕組み
Google検索ヘルプによると、ここに表示される予測変換ワードは”人間の関与なしにアルゴリズムによって自動生成”されているとのことですので、人による主観や思想が入っているわけではありません。
実際に検索されていたワードの検索回数や検索頻度などに基づいて順序が決まっていますが、他にも、「このワードが含まれるサイトがネット上にたくさん存在する」とか、「色んな地域から検索をされている」とか、様々な要素からロボットが判断して順序が決定します。
コンマ何秒でも早く簡単に検索ユーザーにとって必要な情報を届けたいというGoogleですから、検索ユーザーが知りたい情報に早くたどり着くように決められているのでしょう!
因みに、Googleサジェストに表示されるワードは大体月2~3回程度のスパンで入れ替わります。なので大体数週間~数ヶ月でのデータに基づいて、そのアルゴリズムに反映されているのではないかと推測出来ます。
Googleには、Googleトレンドというサービスもあるので、リアルタイムなど短期間でよく検索されているワードを知りたい時はこちらで確認することも出来ます。
参照:Google検索ヘルプ
ネット集客が出来る「サジェスト広告」
では、そのサジェスト機能を活用したネット集客の方法をみていきましょう。
ブランディング効果が高いサジェスト機能
多くのユーザーが使用しているこのサジェスト機能ですが、もしここに自社のサービス名や店舗名が表示されると良いと思いませんか?
例えば、もし自分が渋谷にあるタピオカ屋(店名:キャッサバ)だったとしましょう。まだオープンしてまもなく知名度は高くはないお店ですし、ネットで調べてから来る客も多くはありません。実際にネットで検索した時にはどんなワードが表示されているのでしょうか?
「渋谷 タピオカ」と検索した時に表示される結果
Googleでの「渋谷 タピオカ」での検索回数は月に約40000件です。ここに下記のような形で店名の「キャッサバ」が表示されたらどうでしょう・・・。
※上記は例ですが、人気沸騰中のタピオカランドよりも上に自分のお店の名前が表示されてます。
自分の店舗の屋号名が検索結果に表示される。
月間40000ユーザーの目に「キャッサバ」の文字が目に留まる可能性があるわけです。なんか、たくさん来店に繋がりそうでワクワクしてきますね!これはリアル店舗だけではネットショップなどでも同じように捉えることが出来ます。
しかし、知名度もなくネットからの客もいないのにこんなことが出来るのでしょうか?そこで使えるのが今回お伝えするサジェスト広告です。
サジェスト広告とは?
先程の渋谷のタピオカ屋(店名:キャッサバ)の例でもうお分かりの通り、Googleで検索した時の予測変換ワードに店名や商品名などを表示させることが出来るサービスです。Googleが提供しているサービスとしてGoogle広告というものがありますが、これとは違います。SEO対策と同様にサジェスト対策を行っている会社があり、サービスを提供しています。
アクセスアップや認知度アップに繋がるサジェスト広告
知名度が低くても、競合の店舗が多くても対策出来るのがサジェスト広告です。ネット集客の手法の中でも比較的安価から始めることが出来ます。
サジェスト広告の特徴
- SEO対策でサイトが全然上位化されないキーワードでも対策が可能
- SEO対策やリスティング広告よりも費用が安い
- 多くのユーザーが利用するサジェストなので認知度が上がりやすい
サジェスト広告の費用
- 初期費用無料
- 日額成功報酬
- 月額4万円~5万円程度
対策するキーワードの検索数や難度にとって費用は変わりますが、大体こちらの費用感でサービスを提供している会社が多いようです。リスティング広告では20~30万円以上の費用がかかりますが、その5分の1程度の費用で対策が出来るワードもあります。
費用も安く、店名や商品名が沢山の人の目に留まって知ってもらうきっかけになるということを考えるとかなりコストパフォーマンスが良さそうですね。
サジェスト広告はGoogleとYahoo!とではどちらで行うべきか
サジェスト機能は多くの検索エンジンで採用されていますが、どの検索エンジンで実施するべきなのでしょうか?
圧倒的な利用者数を誇るGoogle
日本国内でのシェアではGoogleが約7割~8割です。国内の5人に4人ほどはGoogleを利用していることとなります。そして、検索エンジンだけではなくGoogleマップなどの他のサービスを利用しているユーザーが多いことも特徴です。
Yahoo!の利用者も一定数存在する
日本では元々Yahoo!のシェアの方が多かったこともあり現在でも2割程度の利用者数がいます。Yahoo!の利用者では経営層や主婦層が多いということも特徴の一つです。
実は経営層や主婦層のユーザーが多い? リーチ獲得におけるYahoo! JAPANのメディア価値
このように検索エンジンのシェアはGoogleとYahoo!の2社で9割以上を占めます。自社のサービスに合わせてGoogleとYahoo!を使い分けるのも良いでしょう。
しかし、このサジェストは良い点ばかりではありません。一方で悪口などのネガティブなことが書かれてしまう可能性があるということも知っておかなければいけません。
自分で出来るサジェストワード削除の方法とは?
自社の店舗名や商品名で検索した時に「まずい」「潰れる」「怪しい」などのネガティブなワードが表示されたら嫌ですよね。このようなネガティブなワードを自分で削除出来る方法はないのでしょうか?
ネガティブな印象だけが残ってしまう可能性もありますし、検索した人にとっては、嘘か本当か事実か事実ではないかは関係ありません。それによって売上が減ってしまうこともありますのですぐに対策をしましょう。こちらでは3つの方法を紹介します。
ネガティブワードの削除方法
ネガティブワードの削除方法は大きくは下記の3つです。
不適切な検索候補の報告をする
Googleサジェストの右下にある「不適切な検索候補の報告」から申請することができます。元々Googleが虚偽ニュース対策として設けたフォームです。Google側がオートコンプリートポリシーに反するなど不適切と判断した場合に削除となる可能性があります。
自分でGoogleへ削除申請をする
下記のリンクから削除の申請を行うことが出来ます。
参照:Google申請フォーム
本人や弁護士が申請をすることが出来ますが、下記に当てはまるかどうかが重要です。
- Googleのオートコンプリートポリシーに反する内容
- 日本の法律に違反している内容
具体的に、Googleのオートコンプリートポリシーでは、暴力的内容、露骨な性的表現、差別的な内容、深刻な危害をもたらすなどが挙げられています。
日本の法律に違反している内容に関しても「△△」というワードが刑法〇〇条◯項の〇〇に該当するなど法律に従った形で申請をする必要があります。なので、個人での申請も出来るのですが弁護士に依頼した方が確実かもしれませんね。
しかしながら、「まずい」とか「潰れる」とかのワードでは、削除することも難しそうですね。
サジェスト対策業者に依頼をする
サジェスト広告と同様にこちらも対策を行っている業者があります。実際にはそのネガティブワード自体の削除を行うことは出来ませんが、ネガティブを予測変換ワード欄に表示させないようにする対策が可能です。これは、自分で対策を行うことは出来ません。
価格や成果は対策業者によって異なります。対策自体はかなり難度が高いものとなるので、対策実績数や経験が多い業者を選ぶことをおすすめします。
■まとめ
こちらではサジェスト対策を行うことで広告費をかけずにネット集客を行う方法を紹介してきました。サジェストに自社名や店舗・商品名が表示されていたら嬉しいですね!
一方で、サジェストにはネガティブなワードが表示されてしまうこともわかりました。特に露出や人気が高まってくるとこのリスクも高まってきますので、注意しておきましょう。しかし、万が一ネガティブなワードが表示されてしまっても対策出来る業者があるので、安心してください!