誹謗中傷・風評対策

会社の評判を落とさないために必要なWEB上のブランディングとは?

ブランディング

ブランディングとは、企業がユーザーからの信頼や共感を得たり、企業価値を高めたりするために必要な戦略の一つです。たくさんの競合企業がいる中で自社や自社の製品を選択してもらうためには欠かすことが出来ません。

最近では特にWEB上でのブランディングも不可欠です。SNSやコーポレートサイトなどで多くの情報を発信することが出来、直接ユーザーに伝えることも出来るので、企業規模も関係なく取り組むことが出来ます。

一方でWEB上には、会社のイメージや評判を落としてしまうようなことも多く書かれています。ブランディングによって得た信頼やイメージもマイナスとなってしまったら意味がありません。こちらでは、この先必要となってくる「守りのブランディング」について紹介していきます。

ブランディングの種類?

ブランディングの種類ブランディングとはよく聞きますが、そもそもどういったものがあるのでしょうか。こちらでは守りのブランディングに関係してくる3つのブランディングを紹介します。

製品ブランディング

自社の製品やサービスのイメージをユーザーに認知してもらうことで、文字通り自社製品やサービス単位のブランディングです。他社製品との差別化を図るために、製品名やロゴ、キャッチコピーなど様々な要素によってブランドイメージを構築していきます。

ブランドと聞くとブランド品やブランド物など高級品を指すようなイメージもありますが、決して高価なもの=ブランド力が高いというわけではありません。例えば「◯◯と言ったらあの製品」とか「おしゃれなカフェと言ったら◯◯」など、ユーザーがすぐに連想出来るようなイメージを浸透させるものと言っても良いでしょう。

企業ブランディング

企業全体のイメージをユーザーやステークホルダーにも認知してもらうためのブランディングです。例えば「働きやすい会社」や「技術力が高い」など会社単位でのブランドイメージを構築していきます。「あの会社といえば◯◯色」などコーポレートカラーとしての印象も与えられているかもしれません。

一方で「ブラック企業」や「ワンマン社長企業」などマイナスなイメージとして浸透してしまうこともあります。一度マイナスの印象がついてしまうと回復するのも難しいので、特に守りのブランディングが必要です。

社内ブランディング

自社の従業員へ向けたブランディングです。インターナルブランディングとも呼ばれ、自社への愛着や個々のモチベーションの向上などを高める方法として活用されています。

例えば、従業員のモチベーションアップやベクトル合わせのための社内報やクレド、社内イベント、働き方改革などが挙げられます。また、自社に対する世間的なイメージも関係してきます。人気のある企業に勤務しているのか、ブラック企業等と言われている企業に勤務しているのかなど、従業員のやる気にも関わってくる領域です。

ブランディングを行うメリットとは?

ブランディングを行うことで主に以下のような効果が考えられます。

競合企業やサービスとの差別化

競合分析企業や製品のブランド力を向上しブランド認知がしっかり浸透していれば、ユーザーが商品を選択する際に信頼感や安心感を与えることもできます。また、先程挙げたような「◯◯といえばこの製品」とか「おしゃれなカフェなら◯◯」などの印象も与えることが出来ていれば、比較検討せずに選択してくれるようなファン層も多く獲得出来るでしょう。

人材採用がしやすくなる

人材採用学生や求職者は、就職活動時に企業ブランディングに関係する領域の情報を見ています。会社概要や会社のプロフィールだけではなく会社の印象や評判なども影響します。「働きやすい」「残業が少ない」などポジティブな要素が強ければ、人材が集まりやすくなりますが、一方で「ブラック企業」などネガティブな要素があれば求職者は離れていきます。

参考:就活時に「ブラック企業」を気にする学生は91%(DISCO調べ)

ブランディングの効果を最大限発揮する方法

ブランドビルディングブランディングの効果を最大限発揮するためには守りのブランディングが必要です。

WEB上で必要な守りのブランディングとは?

ブランディングを行うことで会社のイメージ向上や実際に商品の販促や人材採用に繋がることが分かりましたが、その一方で、WEB上では自社にとってプラスに働く情報だけではなくマイナスとなってしまう情報も多く存在します。これからは、情報発信をするようなブランディングだけではなく、マイナスなものに対して向き合うことで会社の評判やブランドを自分たちで守っていくという視点が必要です。

自社のイメージや評判を把握する

WEB上に書かれていることは真実とは限りません。しかし、それを真実として受け止められてしまうこともあるため注意が必要です。構築した企業ブランドがWEB上にある情報一つで崩壊してしまうこともあります

WEB上での自社の評判を探す方法

WEBの評判自社のエゴサーチをしたことはありますか?企業の担当者がまずは最低限確認するべき箇所を紹介します。

検索エンジン(サジェスト・自然検索枠)

ネット検索する時に最も良く使用するのが検索エンジンです。GoogleやYahoo!を中心にAmazonや楽天などのサイト内でも使われています。

ユーザーが会社や製品を調べる時にも使いますが、実は会社にとってマイナスとなってしまう言葉が表示されやすい場所でもあります。なぜ表示されるのかなどの仕組みは、以下の記事で紹介します。

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また、検索した後には、マイナスなことが書かれたサイトが見られることもあるので注意しましょう。万が一、そのようなサイトがあっても対策をすることができます。

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SNS

個人に対する誹謗中傷などで最近話題になることも多いSNSですが、企業がSNSをきっかけに炎上しているニュースもここ数年で多くみられるようになりました。ニュースになっていなくても、SNS上では会社やサービスに対しての口コミや評判が多くあります。

まずWEB上における会社の評判やブランド力を把握するという点で、SNSのモニタリングを行う企業も増えています。

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まとめ|守りのブランディングも必要

これからの企業ブランディングは、ポジティブな企業イメージをもってもらうためのブランド強化や構築だけではなく、WEB上での会社への評判やイメージを自社で把握し、守っていくことが必要です。

せっかく構築したブランドや信頼を落とさないために、まずは自社に対しての評判を把握してみましょう。気付いていない落とし穴や機会損失があるかもしれませんよ。万が一自社のブランディングを脅かすようなマイナスなものがあれば、このサイトを参考に対策を行ってみることをおすすめします。

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