誹謗中傷・風評対策

ネット誹謗中傷にあった時の通報!サイト別に紹介します。

ネットで誹謗中傷が起こり、通報される事例が増えています。様々なサービスが増えている今の状況は、自分自身が誹謗中傷の的になるリスクを日々抱えているとも言い表せます。

もし、誹謗中傷に合ってしまったら、どのように対処するか、通報の方法などをまとめてみました。

SNSなどで誹謗中傷にあったら、どう通報すれば良い?

SNSなどで誹謗中傷にあったら、どう通報?
SNSは自分自身のインターネット上のつながりづくりや、情報発信・拡散のためには非常に便利で、強力なツールです。上手に発言して、人の発言に対してもマナーのある返信を行っていけば、誹謗中傷が書き込まれる可能性は少ないです。

SNS上では、発言の責任やマナー自体が、それぞれのユーザー自身に委ねられています。

そのため、情報の発信側でどれだけ日々、善意のある発言・対応を行っていたとしても、妬みや悪意を持っているユーザーの書き込みなどを完全に防ぎ切ることは難しいのです。

万が一、誹謗中傷に合ってしまったとしても、SNSなどの運営者側が、被害者側の名誉を傷つけたり、侮辱してしまう内容だと判断したら、情報は削除されます。いつか誹謗中傷にあってしまうのではないか、というリスクに怯えてしまい始めると、ネット上での自由な発言が制限されたように感じられてしまい、情報の拡散力も弱まってしまいます。

リスクを懸念し過ぎることよりも、もし、誹謗中傷が書き込まれてしまったらどのように対処するかを考えたほうが、ポジティブで生産的な情報発信が出来ます。各サービス別に、どのように通報すれば良いか見ていきましょう。

twitter上での誹謗中傷の通報

twitterの誹謗中傷の通報
SNSの中で、誹謗中傷や炎上が一番起こりやすいサービスが、実はtwitterです。過去に炎上を起こした事例のほとんどがtwitter上で火種が起こっています。

twitterは自分のユーザー情報として、本名を公開する必要がありません。このため匿名性が守られることで、自由な発言を行うことが出来ます。

加えて、文字情報だけのやり取りになるため、特定の人物や企業、サービスなどのテーマで、攻撃的な発言が起こりやすいのです。

そして一度、誹謗中傷が書き込まれると、他のユーザーも反応しやすく「炎上しやすい」状態があります。

twitter上での通報
もし、誹謗中傷にあったら、下の流れで通報しましょう。

twitterの通報方法

他のユーザーが自分に対して、ネガティブなツイートを発してきたり、自分の知らないところで、実名を挙げて、誹謗中傷を書き込んでいたら、そのツイートの右側の「v」ボタンを押して、「ツイートを報告する」ボタンを押しましょう。

こちらを選択すると、「内容に興味がない」「不審な内容またはスパムです」「不適切または攻撃的な内容を含んでいる」など、詳しい理由の報告に進みます。手順通りに進んでいけば、twitter社への報告が完了します。

該当のツイートをtwitter側が規約違反と判断すれば、相手のアカウントは凍結されて、使用できなくなります。

誹謗中傷がyoutubeで起こった時の通報

youtube 誹謗中傷の通報
youtubeはツイッターと異なり、誰かがアップした動画自体が、嫌がらせやいじめを目的としていたり、脅迫目的としている場合があります。この場合には公開されている動画自体を報告することが出来ます。

また別のケースとして、自分がアップした動画コンテンツに対して、誰かが嫌がらせで誹謗中傷のコメントを書き込んでくることもあります。

それぞれのケースで若干、対応方法に違いがありますので、普段からYoutubeの利用に親しみにある方は、誰かが誹謗中傷に当たる動画をアップしていたのを見つけたり、自分がアップした動画に対して、ネガティブなコメントが書き込まれたりしたら、下の手順を参考に対処しましょう。

誹謗中傷に当たる動画を見つけた時の通報

youtubeは、利用にあたってのガイドラインを設けており、誹謗中傷につながる、以下のコンテンツの配信を禁止しています。

  • 誰かを故意に辱めるコンテンツ
  • 他人に苦痛を与える否定的な個人的コメントや動画を含むコンテンツ
  • YouTube 内外で個人に対して嫌がらせや脅迫をするように扇動するコンテンツ
  • 合意のない性行為または望ましくない性的対象化を含むコンテンツ
  • 身体的危害または所有物の破壊によって特定の個人を脅すコンテンツ
  • 未成年者に対する虐待的または脅迫的行為を含むコンテンツ
  • 性的に描写されていない個人を性的対象化する、または品位を落とすコンテンツ

しかし、アップロードの行為自体はユーザー自身に委ねられているため、もしも問題のある動画を見つけたら、twitterと同様、報告ボタンからYoutube側へ報告理由を連絡しましょう。

動画に誹謗中傷を書き込またときの通報

動画に対して、ネガティブなコメントを投稿されてしまった場合にも、コメントについている報告ボタンから、同様にYoutube側に通報することが出来ます。

Youtube自体が、多くのユーザーが利用していて、公益性のあるサービスとなっているため、一部のユーザーから誹謗中傷に当たる投稿を受けてしまうと、泣き寝入りするしかないと考えてしまいがちです。

しかし、ガイドライン通り、人を不快にしてしまう書き込みは、Youtube側が提供しているサービスとしても不適切なものとして扱われるべきなのです。問題を感じたらまず、報告してみましょう。

Instagramでの誹謗中傷の通報

Instagramの誹謗中傷の通報
インスタグラムもyoutubeなどと同様、投稿した写真や動画を報告する対応と、投稿に対してのコメントを報告したい場合で対応が異なります。

投稿された誹謗中傷に当たる写真・動画を通報する

通報の方法は、twitterやyoutubeなどと同様です。

Instagramでの通報

投稿の右上にあるメニューボタンをクリックして、「報告」を押します。その後、通報の理由を求められますので、「スパムである」「不適切である」のいずかれを選びましょう。

「不適切である」を選んだ場合には「嫌がらせやいじめ」「知的財産の侵害」など、理由の詳細を選択していきます。

書き込まれた誹謗中傷のコメントを通報する

自分が投稿した写真や動画に対して書き込まれたコメントが誹謗中傷に当たる場合には、投稿内のコメントをクリックして「!」を選択します。上の報告と同様に、「スパム」か「不適切」かを選択します。不適切を選んだ場合には、同じく理由の詳細に進んでいきます。

メルカリなどフリマアプリやオークションサイトの通報

メルカリでの誹謗中傷の通報
ネット上でのトラブルは、twitterやyoutubeなど、情報発信を行うサイトだけでなく、メルカリやヤフーオークションなど、物品の売買を行うサイトやアプリ上でも発生します。

ヤフーオークションの場合にも、窓口があるため問い合わせが可能ですが、問い合わせの件数自体が多いため、まずはヘルプページを確認して、解決が難しいようであれば、問い合わせを送りましょう。

まとめ・事件性のあるネットの誹謗中傷は通報を

名誉毀損、威力業務妨害、侮辱罪、信用棄損罪など、誹謗中傷は立派な犯罪にあたるケースも少なくありません。悪質だと判断した場合は、専門の相談機関に相談すると削除やIP開示などを迅速に行なってくれます。「警察に相談しても意味がない」と嘆く前に、一度連絡を取ってみるのも手です。

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