誹謗中傷・風評対策

GoogleやYahoo!サジェストに出たネガティブキーワードを消す・削除する方法

検索窓

検索エンジンを使って何か検索する際に、検索窓のすぐ下に表示される「サジェスト機能(Yahoo!では、入力補助機能)」ですが、枠内に知らないうちにネガティブなキーワードが出てしまうことがあります。法人・個人においても、事情の知らない一般ユーザーにまでマイナス印象を与えてしまうリスクがあるので、一刻も早く何とかしたい問題ではないでしょうか。この記事では、身に覚えのないネガティブな文言がサジェストに出てしまった場合の対処方法について解説します。

なぜ、サジェストにネガティブキーワードが出てしまうの?

サジェストは通常、検索エンジン側がキーワードに対する関連性やユーザーに最適なキーワード候補を提示する為の検索補助機能として、キーワードが表示される仕組みになっています。特に、トレンドとなる事柄や検索ニーズの高いキーワードが出やすくなっています。また、検索エンジン側では正確にキーワードの良し悪しや真偽を判断することはできない為、ネガティブ要素の強いキーワードも出てきてしまいます。国内でもユーザーシェア数の多い二大検索エンジン、GoogleYahoo!でもサジェストに表示されるキーワードやその最大数がそれぞれ異なります。

サジェストにネガティブキーワードが表示することのリスク

サジェストは何かを検索する際に、一般ユーザーの一番最初に目に触れる部分でもあります。サジェストに表示されているキーワードに、アクセスする検索ユーザーは全体の一割程度いるといわれており、視認性は非常に高いといえるでしょう。また、ネガティブキーワードが多くのユーザーの目に触れることで起こり得る弊害としては、次のようなリスク事象が考えられます。

  • 販促活動、業績への影響
  • 企業イメージを損ねる
  • 採用、離職率への影響
  • 融資、不動産関連の契約審査への影響  など

自分でサジェストのネガティブキーワードを消す方法

サジェストに表示されたネガティブキーワードは、ご自身で削除の申請を行うことが可能です。それぞれの検索エンジン毎でも申請方法が異なりますので、Yahoo!とGoogleで分けてご説明します。

Googleサジェストの削除方法

google logo
1.まずは、下記Googleのヘルプを確認しましょう。
https://support.google.com/legal/answer/3110420?hl=ja
【参考】:Google Legalヘルプ 法的な削除リクエスト
2.下部にある「法的リクエストを送信する」から【ツール】をクリックします。
削除申請手順1
3.「Googleからコンテンツを削除する」へ行くので、「ウェブ検索」をクリックします。
削除申請手順2
4.「上記以外の法的な問題が発生している」をクリックします。
削除申請手順3
5.「オートコンプリート・関連検索キーワードに関する問題があります。」をクリックします。
削除申請手順4
6.更に、「オートコンプリートの予測を削除したい場合は、削除リクエストをお送りください。」をクリックすると、「申立人の情報」の入力画面に遷移するので、必要事項を埋めて【送信】を押せば申請完了です。
削除申請手順5

Yahoo!サジェストの削除方法

yahoo logo
Yahoo!でもGoogleと同様に、手順を踏んで削除申請をリクエストすることができます。

  1. こちらから【次へ】をクリックし、必要項目を入力して削除申請をしましょう。
  2. 検索結果ページのURLと関連検索ワード、削除理由は必須項目となります。
  3. 入力項目に間違いがなければ、【送信】クリックして申請完了です。

削除申請が通らないケース

削除申請自体は誰でも行うことが可能です。ただし、いずれの検索エンジンも簡単には申請が通らないケースが多いです。Googleについては、以下のようなケースが考えられます。

オートコンプリートポリシーに違反してないと判断された場合

こちらの基準については「ポリシー違反に基づいて対処する」という内容の言及に留めており、最終的な判断は全てGoogle側に委ねられています。ちなみに、Googleのオートコンプリートポリシーの違反基準は、大きく6つに分けられています。

  • 法律や裁判所からの命令による削除リクエストがあった場合
  • 暴力的または残虐な内容の検索候補
  • 露骨な性的表現、下品な表現、冒とく的な内容を含む検索候補
  • 特定の集団に対して差別的な内容の検索候補
  • 著名人に対する不適切かつ中傷的な検索候補
  • 危険な検索候補

【引用元】:オートコンプリート ポリシー

法的な根拠が不十分と判断された場合

Googleに削除申請を送る際には、該当のネガティブキーワードがどういった法律に違反しているか、具体的な条文を挙げなければなりません。その為、申請する側にも法律に対しての専門的な知見が必要になります。もし、判断に誤りがある場合は、申請に応じてもらえない可能性が高いです。次のようなケースは対応してもらえる可能性があるので、参考にしてみて下さい。

  • 事実に著しく反しており、名誉棄損や権利侵害に該当する内容
  • ジェンダー差別に言及した内容
  • 反社会組織との関係を疑われる内容

など

最終的に自分だけで解決できないと判断した場合には、第三者に協力を依頼しましょう。

削除申請を誰かに依頼するには?

自分で行った削除申請が受理されなかった場合、他にどのような解決策があるかご説明します。主に、二つの対策方法が考えられるので、状況に応じて選択しましょう。

削除の相談は弁護士へ

弁護士
削除代行依頼を行う際には、必ずネットに強い弁護士に相談・依頼をしましょう。また、サジェストの内容が事実である等、表示の正当性が認められた場合には訴訟内容が通らないケースもあります。また、弁護士費用も依頼先や内容に応じて、非常に大きなコストとなる場合もあるので、費用面に関しても事前に相談しておきましょう。
下記の記事でも、ネットに強い弁護士の探し方などが書かれています。
【参考記事】:ネットに強い弁護士の対応まとめ。探し方や他の弁護士との違いなど

サジェスト非表示対策を業者に依頼する

ヘルプマーク
法律で解決できない問題に対しては、技術的な部分での相談先として「ネットの風評被害対策専門業者」を検索等で探し、まずは一度相談してみるのも一つの手です。また、風評被害対策を行っている業者は、提携している弁護士を紹介してくれる場合もあるのでその線でも相談をしてみてはいかがでしょうか。(前述の通り、削除関連の案件では、仲介などによって紹介料を発生させることも弁護士法で禁じられている為、紹介は基本的に無償で行われます。)

削除代行業者にはご注意を

警告する人
一般的に、弁護士資格を持たない者が削除代行などを行って報酬を得ることは、弁護士法という法律によって非弁行為として禁止されています。その為、「サジェストの削除を代行します」と明言している業者には十分注意しましょう。また、その法律内容をしっかりと認識している業者の多くは、「サジェストの非表示」と表現することが多いようです。

サジェストが自然に消えるケースもある!?

サジェストに出ているキーワードは常に固定されている訳ではなく、日々、検索エンジン側のアルゴリズムによって変動を繰り返す為、場合によっては自然に消えるケースもあります。また、検索エンジンによってキーワードの切り替わりのタイミングは異なっています。

Yahoo!は、ほぼ毎日微細な変動が起き、週に一回程度大きな変動のタイミングがあります。
Googleは、おおよそ二週間に一回程度の変動となる為、Yahoo!よりもキーワードの切り替わりの頻度が少ないことが特徴です。

例えば、ユーザーの検索数が非常に集中したタイミングで出現したネガティブキーワードは、比較的、検索数が落ち着いた段階で消えることもあります。ただし、サジェストは膨大な数の様々なキーワードが、枠外に見えない形で格納されているので、再度出現してしまうこともある為、一度消えても安心というわけではありません。

まとめ

サジェスト内に出現したネガティブキーワードを消したい場合は、まずは、「自分で削除申請を行ってみる」「弁護士に相談してみる」⇒それでも解決できない問題は、「風評被害対策の専門業者に連絡してみる」というフローを推奨します。また、いずれの方法でも100%ネガティブキーワードが消える保証はできませんので、その点は注意が必要です。